欲望に負けたはるぴろです。(仮)

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経験者が語る!中学受験をもう一度考えて直して欲しい4つの理由!

最近こんなことがありました。

僕のおばさんには小学生の娘がいるのですが、そのおばさんから中学受験に関することを相談されました。

なぜおばさんが、わざわざめっちゃ年下の自分に相談したのかというと、、、

僕は中学受験を経験しているからです!そして合格してます!

そして、人生失敗してます!(一番重要)

そんな風に自分を頼って相談してくれたので、僕の結構ハードモードな経験を語ることが人のためになるのかなと思いました。

今回は、僕の経験を通して自分の中学受験に関する意見を言いたいと思います!

まず、中学受験に落ちた人に伝えたいことがあります。

安心してください!受験に受かったところで人生成功するとは限りませんから!

そして、中学受験に受かった人へ伝えたいことがあります。

安心しないでください!受験に受かったところで人生成功するとは限りませんから!

大事なことなので二回言いました。

まあ、自分みたいに露骨に中学受験のデメリットの方を受けてしまうのは珍しいとは思いますが、、、

でも知っといてもらいたいんです。

何でもかんでも中学受験!ってのは危険だということを!

中学受験を受けた自分に何が起きたか!

まあ簡単にいうと、

中学受験を受けたことで、精神力を擦り減らしすぎて、、、高校生になって、、、

燃え尽きました!真っ白にな!

本当に中学そのものは良かったんです。自分の入った中学はものすごく良くて充実した学校生活も遅れました。ただ、それでも心を壊してしまうんです!そのぐらいリスクあるんです!

勘違いしやすい!中学受験のメリットはほとんど嘘!デメリットも多い!

「中学受験をすればいい大学に行くことができる」は嘘!

中学受験をすることで、いい大学に自動的に進むようになると思うかもしれませんが、それは間違いです。

結局中学受験したところでいい大学に行くためには、大学受験の際にそれなりの勉強しないといけませんし、場合によっては中高一貫ですらなく、高校の時も受験勉強しなきゃいけません。(自分の場合は高校の時も受験勉強しないといけませんでした。)

もちろん付属の高校などなら楽になることはあるかもしれませんが、それでも最低限の知識量は必要です。

仮に付属の高校出て楽にいい大学に行けたとしても、そこで「難しくてついていけない」ってなったら本末転倒です。こうなってしまったら、その大学はその人にとってオーバースペック!これじゃあもういい大学とは言えません。

つまりは、中学受験を受けてもいい大学に行くために必要な知識量は変わらない!ってことなんです。

それどころか、本来は二回でいい受験勉強が三回になるんですから、体感としては

むしろ増えてる!

こう考えると、小学生の頃から精神すり減らして受験勉強するのがばかばかしくなりません?受験勉強は必要不可欠ではないんです。別に、中学になってから本格的に勉強し始めるのも別に遅くはないんですよ。(まあ、早ければそれだけ楽であるのは間違いないですが、、、)

「中学受験をすればいいカリキュラムで勉強ができる」は嘘!

始めに言っときますが、僕の中学のカリキュラムはものすごく良かったです。本当にいい中学でした。他の学校では味わえない行事とかありましたからね。例えば、クラスや学年で演劇をやる演劇発表会とか、、、グループで励まし合いながら、フルマラソンくらいの距離を歩く大会とか、、、面白かったです。

問題は高校の方でした。中学も高校もどちらも一応県内ではトップレベルの学校だったのですが、この二つにはものすごい違いがあったんです。

中学は「勉強のできる人が集まっている学校」で、高校は「勉強のできる人を集めている学校」でした。

中学は非常にいいカリキュラムが組まれていて、おもしろい授業をする工夫がなされていて、本当にこのいい部分が評判を呼び、それがいい人が集まってきて結果的に倍率が上がるんだなあ。って思う学校でした。

しかし、高校はただ集めてるって感じの学校でした。

「君たちは優秀なんだから自分たちだけでも理解できるでしょ?だから、授業では教えないから演習問題を解きまくるぞ!」

ってな感じでした、、、正直自分から見たらこんなのは生徒への信頼ではなく放置です。ただの。

つまり偏差値が高くて倍率の高い学校でも、そこが本当にいい学校とはかぎりません。勉強のできる一部の天才が集まって見かけの実績はいいけど、実際の中身はスカスカで生徒任せってこともあるんです。

なので、なんでもかんでも受かりそうなところは受けまくるぞってのは特に危険です。本当にやめましょう。受けるならちゃんと中身見て!

「中学受験受けたら将来のためのいい経験になる」は嘘!

中学受験を受けたらたとえ落ちたとしても雰囲気が知れるから将来のためになる。ということも言われますが、それがいい経験になるとは限りません。

もちろん、そういう逆境に立たされた時の方がやる気出るってタイプもいる人もいますが、大抵はむしろ「もう落ちたくない」「落ちるのが怖い」ってなると思います。むしろプレッシャーというマイナスの経験になる人もいると思います。

受かったとしてもその経験はいい経験になるとは限りません。僕の場合、受かったことで周りの人の期待度が増したような感じがして、「もう落とすことができない」「もし落ちたら周りはどう思うんだろう」って思いにさいなまれました。そして、落ちることに関するよくわからない漠然とし恐怖にさいな まれました。

つまり、基本はむしろマイナスの経験になると思ったほうがいいいです。

「中学受験をしたら将来の選択肢が広がる」は嘘!

中学受験を受けると選択肢は狭まります!

仮に中学受験受けたら、高校はどこを受けますか?普通に考えて、高い偏差値の所を受けるのが普通でしょう。僕の場合もその中学校に入った段階でもう志望校は決まっているようなもんでした。

だって、自分の知っている人がいない高校にわざわざ行きたいとも思わないでしょう。だから、周りが偏差値の高い高校に行くから僕もそこを受験せざるを得ませんでした。

その時僕は、ゲームや漫画といったメディア系の職業に興味を持っていたのですが、、、いったのがゴリゴリの理数系!正直あんまり関係してないですよね。

周りはみんな医者とか学者だとか、そういう勉強が必要な目標を持っているのに僕だけ違いましたから、その疎外感といったらもう思い出したくもないです、、、

こんな風に周りに流されるまま、実際の夢とはかけ離れた所を目指すことになってしまうんです。もちろん医者だとか関係のある夢を持てばいいのですが、そんな夢を持つはっきりとした根拠なんて

ありませんよね!

今現在医者になりたいって思ってる人も変わらないなんて根拠も無いと思います。

絶対の自信がない限り、

中学受験はやめましょう!

中学受験を考えてる人へ伝えたいこと

ここまで色々自分の経験などを通して、中学受験のデメリットなどを挙げてきましたが、最後に自分の言いたいことを主張したいと思います。

小学生の頃は夢なんて変わって当然!

自分の小学生の頃はゲームなんてそんなに興味持っていませんでした。(やってはいましたが)あまりにそういうのに疎いせいか「あなたって勉強ばっかでゲームなんかしてないんでしょ?」と言われたこともあります。

実際、ドラクエとかFFとかポケモンとかそんなメジャータイトルのゲームを

今までやったことがありません!

まあ、そんな人が今はゲームブログなんか書いてるわけなんですから、、、小学生の時の夢なんてあてにならんのですよ。全く。

「夢が安定し始める」「ブレない夢ができる」のは中学生になってからだと思います。僕の場合そんな夢ができたのは中学1年の冬くらいですかね。ゲームとアニメのシナリオを作ることに夢中になってました。先程、中学では演劇発表会があったと言いましたが、そこに自分の書いた題材を提案したりしてました。(今考えると相当恥ずかしいw)

だから中学受験とか、そういう勉強に関する努力をするのは中学生くらいになって医者になりたいという夢を持ってからでもいいのではないかと思います。

勉強をして将来への投資はあり!でも、それが受験勉強である必要は?

僕は勉強をすることに関しては批判はしません。今まで勉強をしてこなかったのに、中学生になって医者になりたいっていっても、やはり、今まで勉強してきた人と比べると差があるのは否めないでしょう。

将来、そういう夢を持った時のために勉強をして投資しておくのはいいことだと思います。しかし、それが受験勉強である必要はあるかというとないでしょう。

受験勉強となれば1日に何時間も勉強をして、いろんなやりたいことを我慢して勉強することになるでしょう。でもそうすると、その分自由でいろんなことに挑戦してみる時間が減るわけです。

僕は、小学生の頃はこっち時間の方が大切だと思います。だから、勉強は自分が余裕を持ってやれる分だけやって、後の時間はいろんなことに挑戦するべきだと思います。

中学受験を受けるなら不純な動機のほうがいい!

中学受験を受ける理由には色々あるでしょう。ちゃんと勉強がしたい!って人もいれば、制服がいい!クーラーがついてる!見たいなそんな理由の人もいるでしょう。

正直、勉強したい!見たいな真面目な理由よりも、制服がいい!見たいなちょっと不純な動機で中学受験を受けたほうがいいかと思います。

その方が、もし持った夢が勉強とはまるで関係ない方向の夢であった時に、そっちの道へと進みやすいでしょう。

まとめ

今回、いろんな言いたいことを言わせてもらいました。

この記事が中学受験を受けるかどうか考え直す機会に、そして迷っている人の判断材料になることを願っています。